「人は、思い出があるから生きていけるんですね」(カナタ)
リオと、砦の仲間たちが、ついにお別れ…というお話。
イリア皇女とリオの関係を考えれば、いずれはこういう展開が来るだろうなあ…
と予測は出来てましたので、驚きはしませんでしたが。
メインキャラ2人(カナタとリオ)の訣別を描く、というシリアスなネタが中心の回
のせいか、ギャグやサービスシーンは皆無。
特にマダムのエピソード辺りは、「カウボーイ・ビパップ」を思い出してしまうぐらい、
ブルースやジャズが似合う、大人のアニメ雰囲気を醸し出していましたね。
マダムは、昔の恋が忘れられず…保証のない「約束」を信じて、同じ場所に留まった。
そして、ついに…老いのためか、幻影を雪の中に見て、凍死?
ハッキリとした死体描写などがなかったので、詳細は不明ですが。
カナタが泣いていたから、間違いなく死んだのでしょうね。
マダムの言葉で印象的だったのは、
「幸せだった」と言い切ったことです。
リオから見れば、妻子ある男性に騙されたというか、遊ばれたというか……
そういう風に見えて、軽く説教するつもりだったのでしょう。
しかし、約束を信じて待つことに、マダムは満足していたわけで……
この辺はもう、人それぞれ、考え方が違う…というしかない。
リオが「私は逃げていたのかもしれない」と自分の運命を受け入れ、
最後にカナタとトランペットで共演する場面は、切なくも感動的でした。
リオ、悟り切ったような、吹っ切れたような……いい表情してましたね。
カナタも、変に引き止めたりせず、泣きながらでしたが、エールを送ったのは立派。
いやあ……なんか、いいアニメですねw
毎回、どういう展開になっても、一定のレベルが崩れない。
今後気になるのは、休戦協定がどうなるのか? という点。
リオが嫁にいけば、話は丸く収まるのか?
それとも、リオが戦う道を選ぶ?
タケミカヅチに、ついに「足」が装着されてましたね。
ノエルは満足そうでしたが…
つまり、タケミカヅチの本領が発揮される展開が、今後来る?
最終回が、非常に気になりますね。
この記事へのコメント